夏は死んだ

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僕は儚いものが大好きだ。いつ壊れちゃうかわからないようなものがどうしても愛おしくなってしまうんだ。

 

だから、僕は夏が好き。まぁ四季全てに魅力があってどの季節も僕は大好きなんだけどね。だけど夏の暑さには参っちゃうな。エアコンの効いた部屋にいながら真夏日を楽しむ方法ってないのかな。

 

夏ってひどくノスタルジーというか、懐古的というか、1年の中で一番儚いと思うんだ。

実際に夏はとても長いんだけど、気がついたらすぐ秋が来て、冬になってしまうんじゃないかっていう焦りを覚える。根拠はなんにもないんだけど、夏が終わってしまったらもう君には二度と会えなくなってしまうんじゃないか、そんな焦りを与えてくれる。

夏になるとみんな生き急いでるんじゃないかってくらい活発になって、海なんかに行ったりして、やっぱり僕はその流れに乗れなくて、なんだか取り残されちゃった気がする。でもやっぱり、僕もみんなに合わせなきゃって気になって、夏を全力で生きてみようとする。そうすると夏は儚く感じるんだ。夏の魔法にかかった人はみんな生き急いでて、必死なんだろうな。だから儚いんだよね。夏なんて本当はただ暑いだけなのにね、みんなどうかしちゃったのかな。

 

最近は涼しくなってきてようやく過ごしやすくなったなって思うんだけど、僕の夏はもう死んじゃったのかな。あんなに嫌だった暑さも今はなんだか愛らしく感じてしまう。また1年夏とお別れだね。

実は、僕はひどく寒がりなんだ。秋が来て冬になったらひとりじゃ生きていけないよ、そばに来て温めてね。

自分とは

f:id:reLotus:20180731224606j:image僕は音楽が狂ったように好きだ。特にロックバンドが好きで、いつもロックのことを考えている。いろんな音楽を好きになりたいから、常に新しい音楽を探しているのだが、もちろんピンとこない音楽も多い。

自分が好きな音楽を見つけられた時はたまらない。のだけど、好きだと思った音楽は、過去にピンとこなかった音楽である確率が非常に高い。

 

こんな時に僕はいつも思う。前の自分は本当に自分だったのかと。

 

過去の自分の感性と、いま現在の自分の感性はだいぶ違うことがある。デカルトは『我思う、故に我あり。』と言ったらしいけど、その人決定するのに感性は非常に重要なものであると思うんだ。

この人とは感性が合うから友達になりたいとか、この人とは感性が合わないから、仲良くなれないかも。みたいなことってあるよね?

だから、感性が違う過去の自分は本当に自分なのかなって思うわけ。

 

過去にはこんな感性だったとか、こんなことを考えていたとか、思い出せなくなっちゃて、自分のはずなのに自分じゃないみたいで悲しくなる。そもそも僕という人間が本当に存在していたのかも分からない。

 

この世界に変わらないものなんてないはずなのに、自分は変わらないで、そして君はずっと君のままだなんて錯覚してしまっているんだよな。

今の僕を分かってあげられるのは今の僕だけであって、過去の自分は今の自分とは違っている。

 

その時に感じた感性、感覚、思考を何かしらの形で残しておけたらよかったのだけど、それはあまりにも現実的ではなくて。

僕たちはこの問題といつまでも向き合っていかなくてはならない。

 

今、好きな人には好きと言って、今、楽しければ笑って、自分の中にあるものを形にして外に出して行く。人間は今しか生きられないのだから、今を精一杯生きて行かなきゃいけない。そんなことは分かっているんだよ、分かっているんだけどね。

 

 

 

 

 

エゴ

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自分で言うのもなんだが、僕は自分のことが好きだ。俗に言うナルシストだと思っている。

僕の考えはいつでも正当なものであって、僕の考えや行動は他の人に無関係に尊重されるべきだと思っている。だって、僕は主人公だからね。

 

僕は○○な自分が好き、という感覚に従って生きている。

写真を撮っている自分が好きだから写真を撮るし、音楽を愛している自分が好きだから音楽を聴く。色々な服を着るのが好きだからお洒落をする。恋をしている自分が好きだから恋をする。

この○○な自分が好きっていう感覚には他の人は依存しないのだ。

僕は自分が好きで、主人公だと思っているから他の人に関係なく、自分のしたいことをする。

 

だけど、これ(自分の好きなことをすること)は他の人に対しては、エゴであるのかな、と感じることがある。

自分がしたいことをするのだから、他の人に迷惑がかかっているのかもしれない。もっとも、他の人に迷惑をかける自分は嫌いだから、他の人に迷惑をかけることはしないように気をつけているけど。

 

だけど、迷惑とまではいかないにしても他の人に自分のエゴを押し付けることがある。

僕は少し奇抜なファッションが好きだから、たまに意味がわからない服を着るのだけど、周りの人から本当は隣を歩きたくないって思われてるかもしれない。

 

僕は主人公だ!という生き方は、少し厄介で、主人公だから何でもしていいわけじゃないんだよな。

 

何が言いたいのかよくわからないかもしれないけど、僕は自分が大好きで、自分のなりたい自分でいる。それは君の求めてる僕じゃないかもよ?ってこと。君のために何が出来るかな。

ドラマチックに生きたい

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ドラマチックに生きる。

 

これは僕の人生のテーマである。毎日の何気ない日常をドラマチックにしていく、そんなことが出来たら素敵だと思うでしょ?

でも、ドラマチックに生きるなんて言葉で言っても、何をしたらいいかわからないし、そもそもどんな日常なのかわからない。ドラマチックなんて非日常なことであるし、日常を非日常に変えていくんだから、簡単な事じゃないと思う。

 

僕が思うに、ドラマチック生きるってことは日常の捉え方の違いなんだと思う。

 

例えば、風が吹いたとして髪がなびくけど何も気にしてなかったら特に何ともない瞬間だけど、もし映画でそんなシーンがあったらすごく美しい描写になると思う。(伝わってるかわからないけど。)

それは映画だからなんだけど、自分がもし映画の主人公だとしたら夕日に向かって歩いてるだけでいいシーンになると思う。

 

そういうことだよ、要はただの気持ちの持ち方なんだよ。

 

自分が主人公で世界の中心だと思ってたら、身の回りがキラキラするし、それにいつもより強く生きれるでしょ?

人生は自分が主人公の物語なんだから、日々の些細なことでさえも、人生でもう2度と味わうことが出来ない素晴らしいものだと感じるんだ。

夕日が綺麗だったり、紫陽花が咲いていたり、風が気持ちよかったり、そんな些細な当たり前のことを映画のワンシーンのように美しいものだと思って生活したら人生楽しくなると思う。

 

僕が写真を撮る理由の1つもここにある。毎日はもう2度と体験することが出来ないほど素晴らしいものなんだから、写真として形に残しておきたくなるよね。写真に起こすことで、普段は気づかないような美しいものにも気づくしね。

 

世界は僕達が思っているよりも美しいのだから、そんな世界に生きる僕達はいつでもドラマチックで、そして美しいと僕は思うよ。

 

発信するということ

f:id:reLotus:20180720202513j:image誰にでも何かしらの才能があることは当たり前のことなのであるが、例えば、自分が何かしらのクリエイティブな能力を持っていたとして、それをひけらかして自分を認めてもらいたい気持ちは誰にでもある。

その気持ちのことを承認欲求なり何なりの言葉で表せるのだろうけど、詳しいことは僕は知らない。

音楽でも絵画でも写真でもなんでもいいのだが、アーティストとはその認めてもらいたい衝動に身を任せて作品を世の中に送り出しているのだろう。

 

僕はその衝動を感じながら写真を撮ってSNSにアップするのだが、同時に僕の撮る写真を見て、知らない誰かが僕の写真をわかった気になって、そして果てには僕という人間をわかった気になる。(最もまだ僕なんかがその領域に達していないことは承知している。)

その人の作品を見ただけで、その人自身を分かるはずなんてないのに、このアーティストはこんな人間なんだな、なんて思い込んでしまうことはよくあるだろう。

僕のことは結局は僕しかわからないのに誰かが僕を理解したつもりになる、そんなことをいつも僕は恐れている。

自分を理解して欲しい気持ちと、自分を完全に理解されてしまうことの恐怖の狭間で人は生きているんだと思う。

 

僕は別にポエマーになりたいわけではない、むしろポエマーにはなりたくない。なぜならポエムとは一つの作品となるべきものであるのに対して僕の言葉は作品と呼べるものではないからだ。

僕の言葉はそんな素晴らしいものではなくて、ただの大したことのない戯言なのだから。

 

誰かに見てほしい訳では無い。僕が感じたこと、思考がなんの形にもならずに消えていっていしまうのはなにか儚くて、その思考が可哀想であるから、言葉にしようと思った。

あまり語りすぎると自分の持っている思考がどんどんすり減って、そして自分という人間まですり減ってしまう気がするから、あまり多くは語りたくはないのだけどね。

 

僕という人間

生まれてはじめてブログというものを始めてみようと思う。

それにあたって自分がどんな人間なのかほんとにかる〜〜〜く紹介する。

 

・何してる人?▷大学生

・住んでいるところ▷大阪  (出身は静岡)

・好きなこと▷写真、バンド(やる方ではなく見る方)

・どんなブログ?▷日常で感じたことを言葉(と写真)でつらつら綴るだけのブログ

 

拙い文章で在り来りで大したことをいうわけでもないブログになると思うが、なにとぞ。